何度瞬きをしても
変わらない現実
ダレかの笑う声
楽しそうに話す声
窓の向こうの景色
僕はそこにいかれない
いつも
遠く眺め
ボンヤリと
そこに流れる世界見つめてる
薄れる感情
鈍る思い
壁の厚さを実感したのは
いつの事だろう
色のない瞳で
僕をみないで
否定できない現実
目の前にあることを
信じられるほどの
勇気もなくて
ただ
自分の存在だけを否定した
それが一番
楽だったから
そしたら
世界からおいていかれた
迷子になったのは
僕のココロ
H19,11,04
ciel