キミを見たら
思わず
心が緩んでしまったよ
止めていた涙が
再びあふれ出して
キミの優しい言葉に
キミの何気ない笑顔に
涙が止まらない
強がり言って
「何でもない」って言うけれど
キミは信じてくれない
ただ黙って
言葉の続きを待ってる
張り詰めていた糸が
プツンと切れた音がした
止まらない涙を
止める必要が無いと言ってくれた
慰めの言葉じゃなくて
心から安心させてくれる言葉
大丈夫って繰り返し
言ってくれるキミの声が
何よりも救いだった
だから
僕はこうして帰ってこれた
H19,11,28
ciel