今日は風が強くて
とても寒かった
自転車のペダルを
こいでもこいでも
前に進まないんだ
でもね
一つだけ良い事があった
キミの大好きな
海の匂いがしたよ
海を見て
はしゃぐキミの姿を
思い出した
キミはどうしてる?
「元気だよ」
「大丈夫だよ」
って言うけれど
キミの声を
キミの姿を
この耳で
この目で
確認しなければ
安心できないよ
だって
キミは平気で嘘をつくから
キミは言ったね?
寂しくなったら
空を見ればいいって
けれどね
ちっとも意味ないんだ
実際にキミに触れて
その温もりを感じないと
意味がないんだ
だって
キミはどんな時も笑っているから
キミは知ってるかい?
キミの言葉は
僕に元気をくれる
だけど
僕を悲しくさせる時もある
キミの
その素直で真っ直ぐすぎる言葉が
僕の胸に突き刺さるんだ
当たり前の事が
当たり前でないことを知った
何でもないことが
とてもすごい事だと知った
同じ空の下で
今日もキミは笑ってる
きっとまた
誰かを勇気付けているんだね?
だから
僕も必死で笑ってる
キミのように
綺麗に
元気に笑えないけど
笑顔が笑顔を
作るっていう
キミの言葉信じて
風が冷たくて
寒い日だったね?
風邪を引いたりはしてないかい?
頑張りすぎるキミが
とても心配だよ
いつも
キミの事考えてる
ねぇ
今すぐに
キミに会いたい
H20,05,12
ciel