いつからだろう
他人のやることみんな
羨ましく思えて
自分にはできないって
僻んでた

醜い感情渦巻いて
自分と向き合うの拒んでた

それじゃいけないって
気づいても
前に進む力が足りなくて

俯いていた自分に
手を差し出てくれたのは
仲間だった

「がんばろう」
じゃなくて
「がんばってるよね」
そんな言葉が
自分救ってくれた

誰かに見ててもらえたことが
嬉しかった

一人じゃないって気がついた

立ち止まれば
振り返って呼んでくれる
並んで歩くことの
楽しさを教えてくれた

誰かに刺激され
誰かに支えられて生きて
誰かを思い
誰かを助け生きていく

いつか
振り返った時に
後悔しなければ
それでいい

自分じゃない誰かには
なれないのだから

自分認めて
誰か認めて
みんなで手をつないだ時に
違う何かが生まれる

自分以上の力が出せる
それが
仲間

笑い合った
喧嘩し合った
泣き合った

みんなみんな
ひとりじゃできないこと

「ありがとう」という言葉の
大切さに気がついた
「ありがとう」って言える
気持の大切さに気がついた

自分という人間の
大切さ
誰かという仲間の
大切さ

一歩進む難しさ
一歩下がって
仲間迎えに行く大変さ

誰もが知っているのに
知らないこと

目の前にあるのに
手を伸ばせない宝物

日が昇って
進む道見据え
月が落ちて
歩んだ道振り返る

一人でできるけど
一人でできないこと


世界を変える鍵は
自分の中にあるんだ

H20,12,20
Ciel